うめたび!

風の向くまま、気の向くまま、旅をするにはまだまだ経験も修行も足りませんが、楽しんで旅をする様子を綴ります。

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幼い頃の思い出の場所/無印とUR団地のリノベコラボ

news.yahoo.co.jp

 

まったく個人的な話なのですが・・・

 

私、幼い頃に団地に住んでた時期があるんです。

幼稚園に上がる前くらいの年齢の頃なので、記憶もかすかにしか残っていませんが汗

 

広さは2DKくらいだったかな? そこに家族4人で暮らしていました。

まだ小さかったから、そこを狭いとも窮屈とも思ったことはなく

 

家族で布団並べて寝るのが普通のことだと思っていました。

 

たぶん、家の設備とか水回りとか古かったと思いますが、それが当たり前だから嫌とも

何とも思わず過ごしてきました。

 

そして近所の子と仲良くなって遊んでいました。というか、仲良しの子と遊んでいたのではなく、近所(同じ棟とか隣の棟に住んでいる)だから遊んで仲良くなったって感じでした。

暗くなるまで夢中で遊んでいて(ていうか何して遊んでいたんだろ)、そうすると母親が窓から「早く帰って来なさーい!」とか呼びかけるんですよ笑 「ごはんよー!」とか。

呼ばれているのは聞こえているんだけど、夢中になって気づかないで遊んでいると母親に怒られて、家に入れてもらえない・・・なんてよくありました笑

 

時代は移り、現在の団地ってひと昔前の「古くて暗い」イメージから変わってきたようですね。

無印の子会社である「MUJI HOUSE」がUR団地のリノベーションを手がけるようになって、20~30代の若者に「住んでみたい!」と思わせるようなお洒落な住居に変身させた功績が大きいようです。建物の老朽化と、居住者の高齢化が進み、大規模団地ほどゴーストタウン化が進んでいるのが問題でしたからね。

実際は古い分、部屋が広くて部屋数もあって家賃は抑えられるし、ひとり暮らし層には魅力的なはずなのですが・・・

 

団地って「建て付け悪い」「畳が焼けて汚い」「水回りが古い」「洗濯機の排水がお風呂場と直」とかとか、並べるときりないくらい、何て言うか若い人ほど敬遠したくなる物件でした。

 

これじゃいけないと、特に若者に人気の高い無印に目をつけてリノベーションを行ったのは凄いなと思いました。

実際、リノベした部屋はキッチンやバスルームが新しく最先端のものになっただけでなく、造り付けの棚とか家具も無印良品の人気家具が設置されているのでかなり魅力的です。

これで興味を持つ若い人も増えたんじゃないでしょうか。

 

今、団地に住む人って、古いけどリノベされた部屋なら綺麗だし部屋も広くて快適!ってやって来る人と、子供の頃に住んだことがあって懐かしくなって「帰ってくる」人といるような気がします。

子供のころの思い出って年とともに特別なものになっていくんですよね。子供時代は幸せだったけれど、大人になって人生が辛くなった時、楽しかった思い出の場所に帰りたくなる時ってあると思います。