夢のホテル暮らし・・・月36万円で帝国ホテルに住める!
こんばんは、うめたびです。
ホテル暮らしってちょっと憧れる時あるんですよね。。。ホテルの一室に籠もって本を読んだり執筆したり、疲れたら周囲を散歩して、ロビーでお茶を飲むとか・・・
昔のアメリカとかイギリスの小説にも、「ホテルで暮らしている」お客が出てくるのがありますね。
ウィリヤム・サローヤンの名作「ワン・ディ・イン・ニューヨーク」は主人公の作家がニューヨークで馴染みのホテルに「戻って来て」長逗留しながら、古くからの友人や離れて暮らす妻子と会ったり、五番街や面白い通りを散歩して過ごす様子が生き生きと描かれていたし、
同じく「ママ・アイ・ラブ・ユー」でも夫と別居した女優志望の女性が幼い娘を連れてニューヨークの安ホテルで暮らしながらチャンスを掴もうとする物語が展開されたし。
イギリスの作家エリザベス・テイラー(あの女優ではなく、小説家に同姓同名の方がいるんです!!)の「クレアモントホテル」はロンドンにあるホテルが舞台で、余生を過ごすためやって来た未亡人がクレアモントホテルで暮らし、図らずもある若者に恋心を抱いてしまうという物語でした。
小説ではないですが、イギリスの名優ヴァネッサ・レッドグレイブが主演の「湖畔のひと月」という映画(1995年公開)は、イタリアのコモ湖のほとりに建つ老舗ホテルに、ヒロインが毎夏やって来て過ごすというお話でした。
そのホテルの女主人がヒロインに向かって「ここはあなたの家よ」と言うシーンがとても印象的でした。
ホテルはただの寝床ではなく、滞在客が人生のひとときを過ごす「家」であり、ホテルの従業員や他の滞在客ふくめてみんな家族と捉え、喜びも悲しみも分かち合うのです。
自宅を持たず必要最低限の身の回りのものだけですっきりと暮らす・・・ホテルの部屋のインテリアってミニマリストの理想の形なんだろうなーと思います。
・・・前置きが長くなってすみませんm(_ _)m
そんな夢のホテル暮らしが。
日本屈指の一流ホテル「帝国ホテル」で出来るみたいです!!!
今日2月1日、帝国ホテルが「帝国ホテル サービスアパートメント」プランを発表しました。
最低宿泊数は5泊15万円~、30日以上滞在する場合、月額36万円~(共に税・サービス料込)。専属サービスアテンダントが24時間、快適に過ごせるよう相談にのってくれるそうです。
30日滞在する場合、1泊あたり1万2千円で帝国ホテルの客室に泊まる(暮らす)ことができるわけです。長く滞在するほどお得ですね!
とは言え、ホテル内すべての客室が対象ではなく、99室のみ。
アパートメントといってもキッチン、冷蔵庫、洗濯機などは完備されておらず、シャツなどのランドリーサービスは月額3万円、カレー、サラダ、スープなどの人気メニューを含むルームサービスは月額6万円(どちらも税込)で利用できる有料オプションがあります。
このオプションを利用しなくても、アパートメントフロアに新たに設置された共有スペース「コミュニティルーム」では、朝食に無料でパンを提供してもらえる他、洗濯機や電子レンジも自由に使えるみたいです。
これとは別に、ラウンジでコーヒーや紅茶が無料で提供してもらえて、フィットネスジム、プール、サウナ、ミーティングルーム、駐車場といったホテルの設備も無料で利用できます。
アメニティーについては、初日のみホテル側が用意してくれるようですが、あとは自分で用意する必要があるとのこと(歯磨きセットとか。自分がいつも使っているものを好きなように持ち込めると言うことですね♬)
また、掃除が3日に1度でベッドメイキングもその時にやってくれるようです(毎日お掃除があると、その都度部屋から出てなくちゃいけないのは気疲れするしこのくらいがちょうどいいような・・・でもラウンジでコーヒーとか飲みながらのんびり待ってもいいわけですね♬)
入居(帝国ホテルに入居!)できるのは3月15日から。
あの帝国ホテルを例えば30日間、部屋を借りて暮らすにしては、なかなかお手頃価格に思えます・・・一流のサービスを受けて、一流に囲まれて暮らすのは自分自身も豊かな気持ちになれますし、仕事にしてもモチベーションが違ってきますよね・・・
ただ、永久的なプランではなく、2021年7月15日までのサービスのようです。ホテル側は、コロナ禍の現在と、コロナ後のことを考えて今回の新たな試みに踏み切ったとの事・・・
このコロナ禍の影響で客足が遠のき苦戦を強いられているホテル・旅行・観光業界ですが、あの帝国ホテルも例外ではなかったようですね・・・
出来ることなら泊まってみたい~~~!! 10日間くらいでも・・・
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