ナポリを歩く
2005.10.8
朝7時半に起床。再度クレジットカードで日本へ国際電話を
かけてみるが誰も出ない。
10時37分発、DIRナポリ行きに乗り込み、いよいよ出発。
さようならローマ…
途中、列車内のトイレへ行くのに、イタリア人の
オジサマ達のお世話になりつつ、無事にナポリ着。
すぐホテルも決まりホッとする。
有名なピザ屋を探しにすぐ外出する。
ナポリの街並みは、同行者曰く「アジアみたい」
な雰囲気。
なるほど、あまり治安が良くなさそうで、居心地が悪い。
無事にたどり着いたピザ屋はとても美味しかったけど、
帰りは途中から雨になるし、同行者はカメラケースを
すられるし、なんだか幸先が良くない。
明日は無事に過ごせますようにと祈りつつホテルに帰り就寝。
翌日、寝すぎたせいか、朝4時半頃に一度目覚める。それから
うまく眠れず、同時に鼻水が止まらなくなる。
寒さは感じないのだが、鼻をぐずぐず言わせながら
6時までまんじりともせず横になる。雨が降っていた。
今日、カプリ島へ行っても、青の洞窟へは
行けないかもしれないと話し合い
(地球の歩き方によると、天候により海に出られず
青の洞窟へ入れない事が多いらしい)、
9時過ぎにとうとう諦めて起き出し、とりあえず
観光に行こうと、卵城とサンタ・ルチア地区を目指して
地下鉄へ。親切な駅員さんに助けられ何とか
アンジェリーナ広場まで行き下車。
夜明けと打って変わって晴天。陽射しが強い。
海沿いを歩くと、日曜日のせいなのか、家族連れが
多く賑やかなのが目についた。車も少なくのどかな風景。
途中、2度ほどカフェで休憩しつつ、ジェラートをやっと食べる。
味は普通。そんなこんなで寄り道しつつ、やっと卵城へ到着。
卵城の名前の由来は不明だが、城内はいかにも中世に建てられた
古城というべき雰囲気で、そこからの眺望は最高に素晴らしかった。
さらに王宮、ヌオーヴォ城まで足を伸ばし、
プレビシート広場まで歩く。同行者はこの広場で、
私は広場のすぐ横のガンブリヌスというカフェでひと休み。
日本人ツーリストに声をかけられたり、変なおじさんが
うろついていたり、ジプシーの子供が太鼓叩いて
お金をせびりに来たり、なかなかスリルに満ちた時間を過ごす。
同行者と合流。今後の旅路の計画を話し合う。
行きたい場所は山ほどあるが、すべては行けない。
とりあえず、ローマからペルージャへ行くことでまとまる。
それからトレド通りまっすぐ歩き、ポルタルバという
レストランを目指す。ブランドの店が並ぶおしゃれストリート
というが、店という店がほとんど休みでなんだか寂れた印象。
でも、たどり着いたレストランは、オーナーらしいおじさんが
気さくでよい人で、魚介のリゾットも美味しかった。
恐い裏道を抜け地下鉄に乗ってナポリ中央駅へ。
ミネラルウオーターを買うつもりが、スーパーまで休み。
仕方なくホテルへ戻り、延泊とミネラルウオーターをお願いする。
どちらもOKでほっとし、やれやれと思っていると、
なんと、私が使用した後でシャワーのお湯が出なくなってしまい、
水しか出なくなってしまった。ホテルのおじさん、おばさんに
訴えるも、ボイラーをいじるだけでなす術なしと言われる。
同行者、気の毒にシャワーお預けとなった。
10.8の出費
電話代euro2
トイレeuro0.7
ホテル2泊分 euro30
ピザ&コーラ euro4.7
ミネラルウオーター
ウェハース
ヨーグルト
合わせてeuro1.75
合計euro39.15
10.9の出費
地下鉄 行き euro1.00
帰り euro1.00
ジェラート euro2.00
カフェ euro2.3
ガンブリヌスカフェ euro4.00
ポルタルバ euro13.00
ホテル1泊 euro22.5
合計euro45.80