うめたび!

風の向くまま、気の向くまま、旅をするにはまだまだ経験も修行も足りませんが、楽しんで旅をする様子を綴ります。

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今日は趣味の話を…。(長文ですみません)

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今日は、わたしが今一番ハマっている「趣味」のお話をしたいと思います。

わたしが3年前、それこそ「運命の出会い」をして始めた、北インド古典舞踊「カタック」。

歴史は古く、かつてインドの宮廷で王様(マハラジャ)の御前で踊られ、いつしかジプシーによって遠くヨーロッパへ伝えられ、あの「フラメンコ」の原型になったと伝えられています。

どんな踊りか?

フラメンコをご存じの方は、ああいう感じの、独特な足のステップ(ただしインドは裸足でやります!)と素早い旋回、そして優雅でしなやかな手の動きが特徴です。

衣装はシルクのコスチュームやきらきらの首飾り&髪飾り&バングル(腕輪)、ピアス……。旋回(チャッカール)すると、衣装のスカートがひらひらしてすっごく奇麗なのです。

そして、裸足の足首にグングルという、縄にとおした鈴を100個~150個ほどもぐるぐる巻きつけます。

足のステップ(タタカール。これもめちゃくちゃ早い足踏みです(笑))を踏むと、鈴がなんとも言えず美しく深い音色を奏でるわけです。

3年前、本当に偶然このカタックの舞踊家の日本人女性(日本人なんです!!!!)のライブを見に行って、ひと目で魅了されてしまいました。

で、その興奮さめやらぬまま、その方のカタッククラスに参加し、現在も続けています。

とはいえ、ただでさえ柔軟さ、しなやかさ、力強さが求められる踊りなのに(いや、ダンス全般がそうなのかも?)、今まで運動らしい運動もせず、ましてダンスなんかとは無縁の生活を送ってきた身には、本当に難しい…。

日々、悪戦苦闘しながら、それでも師匠はじめ同じカタックに魅了された生徒仲間達に支えられ練習に励んでいます。

……で、このカタックと添付した写真となんの関係があるのか????

同じく「趣味」の話で恐縮ですが、カタックとだいたい時同じくして、「着付け」も習い始めたのです。

えぇ、着付け教室と並行して、カタックレッスンに通いました(笑)。

着付けの方はもう辞めてしまいましたが、やはり日本人として、「和服」への関心も高まりました。

これでも「師範免許」なるものまで取得いたしました(したからといって、着物のプロなんかではありません…お恥ずかしいですぅ(。>0<。)(笑)。

それでも着るのは大好き!(=⌒▽⌒=)

何でもないお出かけにも、こうしてせっせと着てふらふらしています。

前置きが長くなりました。

昨日のお休みは、夜、とあるカタック教室の定期公演会に、わたしの師匠や生徒仲間みんなで参上しました。はい、この写真はその時の出で立ちです(笑)

こちらのカタック教室は、かつては我らが師匠もお世話になったことのある、なかなか歴史が深いお教室。

もちろん生徒さんもわたしにとっては「カタックの大先輩」。なのに年令はあまり変わらないという…う、羨ましい…(ノ◇≦。)

全編、生演奏で(インド音楽というのがまた素晴らしいのです!!!!!その楽器などについてはまた後日にします…長くなりすぎちゃうので( ̄_ ̄ i))、

アビナヤという、これまたカタックの特徴のひとつでもある「パントマイム」形式でミュージカル仕様の舞台になっていました。

衣装も色とりどりで、ほんと、目の保養です。出演者の皆さん、きらきらしてて、ほんと綺麗でした。

感想は、ひたすら、楽しかった素晴らしかったお勉強になった!わたし達もますます頑張らないとね!とみんなでしみじみ語りあった夜となりました。

で、そんなインド古典舞踊に、思いっきり「和」の出で立ちで現れたわたしですが、仲間は誰もびっくりせず。「あぁ…またそれなのね」程度の反応です。

ちょっと前までは、

「今日、着物なんだ!」

「すごいねー!自分で着たの?」

「綺麗だねー!」

なんて、賞賛の声が四方八方から飛んできたものでしたが……人間て慣れてしまう生き物なんですね(笑)