ペルージャの路地
2005.10.12
2日目の朝。7時過ぎに起床。急いで身支度し、パンを食べつつ今日の計画を立てる。
とりあえず今日はのんびりいこうということで話がまとまる。
あず、明日のアッシジへの日帰り旅行に備えてバスのタイムテーブルを調べるために
バスターミナルへ。
同行者が交渉して何とか紙に書いてもらい、乗り場も教えてもらう。
そして、いざペルージャ散策。
「地球の歩き方」にあるように、
本当に中世のままの姿の、迷路のような街だった。
ぶらぶら歩くうちに狭い路地や階段を見つけたり、見晴らしのよい場所に
出たりして感動しつつ、すっかりペルージャに魅了されていくのが分かる。
ランチは、私はリゾット、同行者はペンネ・ペルージャというパスタを食べ、
カフェでひと休みして午後からは別行動。
私はもう一度、眺めの素晴らしい場所まで行き、3~40分ほどぼんやり過ごす。
本を読んだり景色を眺めたりしているうちに、ああ、生きてるなあ、という
意味のない実感が湧いてくる。内側から力が漲ってくる感じがした。
それからあちこち歩き回り、可愛い猫を見つけたり、ペルージャを堪能して
ホテルへ戻る。
ユースホステルの同室には、新たなルームメイトが増えていた。
テラスで従業員のおじさんに捕まっていた同行者を発見。合流し、夕焼けを見に行く。
昼間も通った、ちょっと怪しげなマーケットで同行者はニットを購入。
それから夕飯を食べようと入ったカフェでイタリア人のおじさん3人組につかまり、
初めて現地の人とコミュニケーションがとれた。
面白いけどしつこくないおじさん達で楽しい時間を過ごすことができた。
帰ってみると、同室のオージーガール達がすごい数の化粧品を駆使して
おめかししていた。これからクラブにでも行くらしい…私も、もうちょっと
英会話できたらなあ。