血に飢えてる訳ではないですが。
いえ。実はわたし、昔から「大河ドラマ」大好きで
子ども心に、「独眼流 正宗」を観てすごーく感動してハマッたのです
それから翌年の「武田信玄」を夢中で観ました
ただ、武田信玄のほうは、父と子の不和があったり、夫婦間の溝があったり、ダークサイドなところがあって、何ていうか「オトナな大河」という感じでした。
今思えば、渡辺謙さんも中井喜一さんも若かったなぁ…。
若くして大河の主役という重圧をものともせず(ように見えました)、観る人を楽しませ、のめりこませてくれる演技ができるなんて、やっぱり凄い。
わたし自身、別に戦闘ものは好きじゃないし、血に飢えてるわけではないし(笑)、斬り合いで血が流れるシーンとかは好きではないですが
それでも合戦シーンの迫力はたまりません戦国時代って響きが好きなんだと思います。
女は政治(まつりごと)に利用されて嫁入りさせられ、子どもを産む道具に扱われ、男の庇護の下、息をひそめるようにして生きるしかなく、男は戦に命を懸ける生き方が当然とされた時代。
逆らおうとしたら、時代の荒波に容赦なく飲み込まれてしまう。
生きるために、必死だった時代。
現代でも似たような「生きるためのいくさ」はありますが、似て非なるもの。
現代の生きるためのいくさは、平和ボケしてしまった現代人への警鐘と思えるのです。
改めて、生きていることに感謝せねば・・・。